小さく丸くてころころと
使われていたものです。
今はせっけんでなくソープ、ポンブ式で押すと
泡がでてきます。鉛筆もあまり使わない、シャ
ープペンシルが多いのでこれらで遊ぶことがあ
まりありません。それに石鹸ときたら、合成洗
剤のつながりが強く、ひと昔のようにお風呂に
入って、石鹸から泡ぷくぷくと遊ぶことも、鉛
筆=ちびたエンピツ、鉛筆削りをぐるぐる回し
ての鉛筆削りを使うこともあまりありません。
この絵本はつかわれて丸くなったえんぴつと消
しゴムの出会いと、仲良しになって遊ぶ話が漫画の手法、コマわりになって
描かれています。それがコロコロの感じがよくでていて面白い絵本になって
います。
私たちは従来のようで、このような読み方になれていない人もすくなくはあ
りません。私の店ではまだいわゆるガラケーを使っているお客さまがありま
す。この場合は当然集団読み聞かせにはそぐわないものですが、もはや日本
の伝統とも思われるマンガ文化を絵本にも取り入れた作品として、とてもお
もしろい試みです。さいごにお月さまがでてくるなんてオシャレ!
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「せっけんとけしごむ」こどものとも1月号
及川賢治 作
福音館書店刊 本体400円+税10%

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