だいすきなくまちゃんへ
くまちゃんをプレゼントしてくれた。
くまちゃんは大きいからベットいっぱい
だしとっても重い。ちょっと大変。でも
くまちゃんは大きいから犬に吠えられた
って隠れることができる
ある日朝起きるとくまちゃんちょっと
小さくなったみたい。抱っこもできるし
プールでもいっしょに遊べるし。でも、
冬になったらくまちゃんまたちょっと
小さくなった。へんだなぁ。
くまちゃんの大きさは変わらないけれど
男の子はどんどん大きくなる。やがて男
の子はひとりでもねれるし、ひとりでで
かけるようになる。くまちゃんはかわらず、
自分が大きくなったことに気がつくのも遠
くはない。成長した子どもに話すときっと
ニヤニヤすると思う。
ところでこの気持ちはくまと子どもでなく、おとなになって親にたいしても
思うことがある。久しぶりに会うと年老いたというより、なんだか
小さくなったように思ったり。誰しも感ずる小さなとまどい。
柔らかい色とくまちゃんと男の子とのやりとりがささやかな幸せを運んでく
る絵本だ。
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「くまちゃんがちいさくなっちゃった」
トム・エリヤン文 ジェーン・マルセイ絵
なかがわちひろ訳 光村教育図書刊 本体1400円+税
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