石ころはたからもの
どもには宝ものになります。子どもはしっかり握
っていたりポケットに入れているとこすれてきれ
いになるからかもしれません。道に落ちていたり
するのは残念ながら砂利、これはやっぱり石なの
だけれど、石ころにならないなぁ。
一番きれいなのはやはり川とか海です。この絵本に
も描かれていますが、水のなかがきれいです。折り
込みに書かれていますが、光の反射によるものだと
のことです。(くわしくは折り込みふろくを読んで
ください。)そして、水に洗われ、削られ、石ころ
にも顔というか表情ができます。また、水に洗われ
色も鮮やかになります。しかも長い間の積もり積も
った微生物が閉じ込められていたり、無口な石ころに耳を傾けていると、石ころ
の長い旅を教えてくれるかもしれません。
おとなは石ころでなく石を磨いて宝物にします。宝石です。それもすごいけれど、
この絵本のようにガラスビンのなかに水をいれて、そこに石ころを入れてみる。
そっと耳を澄ましてみましょう。聞こえますか!
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「ぼくのいしころ」ちいさなかがくのとも10月号
中村文 ぶん 齋藤槙 え 福音館書店刊 本体400円+税
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