ちいさいおおかみたちのはじめての冒険
おかあさんはいない。4ひきのおおかみの子どもはしばらくじっと
していたけれどおなかがすいてきました。いちばんおねえさんおお
かみがそっと外を見ました。一歩、きょうだいたちも目を覚まして
でてきました。さあ!出発です。
頭の上には大きなモミの木がそびえて、夜空にはきれいな星が光っ
ています。4ひきのおおかみの子どもは森の 中に入って行きました。
どんどん歩いて行くといつの間にか夜明けです。お日様が昇ってき
て元気がでてきました。4ひきの子どものおおかみはいろいろな経験
をします。特に猟師と知らないで近づいてあぶなく鉄砲で撃たれる
ところでした。
巣穴はどこでしょう?おかあさんはどこでしょう!おなかもすいても
う動けません。女の子のおおかみがウォーンと吠えてみました。しば
らくすると遠くからウォーンと声が聞こえてきました。おかあさんの
声です。墨を流したような暗い森、次々とはじめてのことがおこり、
その場面はきれいな色がつかわれています。それとおおかみたちの光
る黄色な目が印象的な絵本です。やっぱりまた、冒険に出かけようと
裏表紙は巣穴から出て、表紙は走り出しているおおかみの子どもたち
です。
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「4ひきのちいさいおおかみ」
スベンヤ・ヘルマン文
ヨゼフ・ヴィルコン絵
石川素子 訳
徳間書店刊
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