2021年8月17日火曜日

くしゃみおじさん

      どれくらいめいわくかって?

あるところに白いうさぎと黒いねこと大きないぬが住んでいました。
とても静かな良いところでした。ある日一台の荷馬車が通りかかり
乗っていたおじさんが大きなくしゃみをしました。くしゃみがあま
りにも大きくていっしゅんみんなみえなくなりました。すごいくし
ゃみと落ち着いてあたりをみると、なんと黒い猫に白いうさぎの長
い耳が、白いうさぎに黒い猫の小さな耳がついています。大きな犬
がへんてこだと言おうとしたら、小さな声で猫の鳴き声がでます。
さあ、どうしてそうなったかわかりません。もう一度くしゃみをし
たらもとにもどるかもと思ってみても、前のような大きなくしゃみ
はでません。こどもがコショウをふりかけたらという知恵をだし、
ふりかけてみましたがだめです。足りないかもともっともっとふり
かけてみました。戻ったでしょうか?
奇想天外のナンセンス童話です。訳がちょっと平坦ですが、絵がと
ても楽しい。動物たちの困ったような表情、子どもたちの楽しそう
な、それにくらべて怒りに満ちたおじさんの顔、それらのイラスト
が大きく入っているので、本を読みなれない子どもにも楽しく読む
ことができます。
おじさん、コロナウィルスをふきとばしてくれないかなぁ。パラオ
リンピックをおとなは無観客、でも子どもは教育的配慮から・・・
なんて言っているおばかさんも吹き飛ばしてくれないかな!


オルガ・カブラル作
山村浩二 絵
小宮由 訳
岩波書店刊 本体1300円+税

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